次の日、私はバイトの時間を変えてもらい
潤の中学校に試合を観に行った。


「あ、潤!」


友達と2人でいる潤を見つけ、私は近寄った。


「姉ちゃん!…あ、コイツは親友の竜斗!めちゃ良い奴~(笑)」


潤はそう言うと一緒に居た男の子の背中をバシバシ叩いた。


「いてーよ!…はじめまして!潤の親友の竜斗です」


その子は、しっかり私の目を見て言った。