毎日が楽しく過ぎていた。


ある日・・・

「こんにちはー」

いつものように病室に入ると、看護師たちが慌ただしく出入りしていた。

「おばさん!!和どうしたの??」

「あっ遥ちゃん、もう和ダメかもしれないんだって」

おばさんの目からは涙が溢れ出ていた。

「和!!和、聞こえる??病気を治してもう一度やり直すんぢゃなかったの!?」

「は・・・るか・・・」

「和ー」

ピーー

和は死んでしまった。

もう二度と和と話すことはないんだ。

もう二度と和と笑い合うことはないんだ。

和、和、かずぅー