──翌日。 サイレンの音で早朝、町の沈黙が破られた。 時刻は午前4時。 何か大きな音が、町を揺るがす。 未だ覚醒しないうちから、不安をかき立てられるようにして、美菜はガバッと飛び起きた。 しかし一瞬、夢からまだ醒めていないのかと思った。 カーテンを開けずとも、異常に気付く。 ──空が、赤い……