『仁ーーッ!!』 ドウンッという音と共に、ミサイルが仁の機体とぶつかり、砕けて落ちた。 仁がミサイルへ向かう間、どうしたらいいか慌てふためいていた叶たちは、仁を止めたいとという心とは裏腹に、ミサイルからだいぶ離れてしまっていた。 それでも爆風のあおりを受け、叶たちの機体は揺れ動いた。 そのほんの一瞬。 『うわぁ!!』 弘の叫び声が聞こえ、弘がいるはずの方角を見やると、機体が大きく傾いでいた。 機体の真ん中には、恐らく先の爆発で飛んできた破片。 『弘!!』