そんな場面を見て、今度は隆志が機嫌悪くなった。


「ガキ!」


リョウに向けられる嫌味な言葉。


「兄さん羨ましいんだろ!」


これじゃ、本当に子供の喧嘩じゃないっ!

もう、この2人どうにかしてよね!


「もう、2人知らないっ!」


私が今度怒って立ち上がる。

そんな私を右手は隆志。左手はリョウが私を掴む。


「何よっ!」


「ごめん!」

「悪い・・・。」


2人は同時に謝った。


「しょうがない、許してあげる!」


いつから私は女王様キャラになったんだか。

それから、3人は楽しくお弁当の残りを食べた。


夜中までお酒を飲んで、楽しんだ。

そして、夜中・・・3人は自然に寝てしまったのだった。