「じゃ、決定~。 放課後残して悪いわね。 解散~!!」 その声とともにみんな席をたった。 「…和希…。」 アタシも席を立とう。 そう思ったとき話しかけてきたのは、莉洙だった。 「…何…??」 莉洙は目に涙をためてその場に頭を下げた。 「…っごめんなさい!!」 アタシは驚いて目を見開いた。