「で、でも…!!」 「先輩は悪くねぇ!! …もう罪に縛られて生きることはねぇよ…??」 護の優しさが心にしみる。 「護…アタシ…、 その時からなんだ…。 女の子と接することができなくなったの…。 怖くて…怖くて…!!」 アタシが涙をすすりながら言った。 護は抱きしめる手を強くする。 優しい夕日が見守る中、 護は何も言わず、 ただ… ずっと抱きしめてくれていた…。