「あ、もうこんな時間・・・」 一瞬目に映った時計の針が、7を指している。 「外も暗いなぁ。モエとヨウは、帰るか?」 と、店長はコーヒーを入れながら聞く。 「モエは、もう帰るね」 「俺も帰るかぁ」 「じゃぁ、ヨウ。モエ送って帰ってやって」 と、店長の提案に「おっけー」と、返すヨウ。 「じゃ、行くか」 と、クマ屋を出る。