「なぁんだ♪
話って、仕事の依頼の事だったんですか♪」


「そうですよ!他に何があるんですか!」


二階に呼ばれた理由が、仕事の依頼だとわかり
ホッと胸を撫で下ろす
シチロー達。


「わかりました!
この殺人事件、見事この森永探偵事務所が解決してみせましょう♪」


シチローは、二つ返事でこの依頼を快諾した。


シチローにしても、階下で容疑者扱いされるよりは、こっちで事件の捜査をする方がいくらかマシだと思ったからに違いない。



「では、早速現場を見せてもらいましょう」



そう言ってシチロー達はまだ美佳の遺体の残る
殺人事件現場へと足を踏み入れた。