子供みたいにゆうちゃんに手を引いてもらいながら歩いて。 公園につくと、ゆうちゃんは私をベンチに座らせてくれた。 そして自分も、横に座った。 不思議だった。 もう口もきいてくれないんじゃないかと思っていたのに。 ゆうちゃんはまるで、あの頃と同じだった。 あの頃と同じ、優しいゆうちゃんだった。