そもそも…。 あたしがこんな生活を送るはめになったのには、理由があるんだ。 それも…超が付くほどわけが分からない理由。 それは、約一週間前の両親の言葉。 *―――*―――*―――* 「えぇ〜――――!?」 あたしは椅子から立ち上がって机をバシンッと叩いた。 でも、あたしが驚くのも無理ないと思う。 「い、今なんて言った…?」 「だぁか〜ら〜。汐音には男子校に通ってもらう事にしたからね♪」 「いや…意味がまっっったく分かんないんだけど?」