「おい、汐音〜。」 「やーだ。」 「汐音?」 「ふんっ。」 「汐音ちゃあーん?」 お父さんも頑固なもんだ。 一度言ったら話を曲げないんだから…。 「汐音?」 「やだからねっ!」 こんな言い合いを続ける事、数十回…。 「汐音ぇぇ〜…。」 「げっ!?」 頑固な父の発言+泣きながらの説得で… あたしはなくなく了解したのだった。