それは初恋で、





「私が…話したのに…」

「は?」

「私に聞けばいいでしょって」




ガンッ!!!




早紀ちゃんは近くの木に相沢くんを押し付けた。




「何度も亜希に怖い記憶喋らせんなって言ってんのよ!!」

「し、絞まるッ…」




早紀ちゃんは歯を食いしばりながら言った。