それは初恋で、










「…、!!」




ど…、ドキドキする。




安心してつい委ねてしまっていたけれど。

徐々に落ち着きを取り戻し、呑み込み始めると…現状が恥ずかしくなってきた。



聞こえてるかもしれない…!!




「すげー音、心臓」

「…!!」

「相当、怖かったんだな」




それもあるけど…違う…



この音は。



それはすぐに分かった。