翌日、アタシはリビングへ行き、なにか食べようと冷蔵庫の中を探った。 「……あ、買い物行ってないからなんにもないんだった…」 アタシはコーヒー牛乳だけを取り出し、カップを取って注ぐ。 「…………」 颯は…。 あの日から1度も帰って来ていない。 「はぁ…。なにやってんだ、アタシ」