桜の花はまだ蕾で まだ少し肌寒い日だった 何も申し合わせたワケでもないのに ふたりの息がぴったりと合うように ほとんど毎日 同じ時間に この樹の下で会っていた 僕の罪の意識は 日毎に 強くなり 君への気持ちも強くなった