私の王子様-先生【完】




「理由ないんだ…」




食いつくところそこなんだ…


理由なんて知ったら先生に迷惑かけちゃう。



「入って」



先生がドアをあけ入るように指示をする。



「失礼します」



1か月前と変わらない部屋。


やっぱりここが1番落ち着く。



「どうかした?」

「いや…変わってないと思って」

「1か月そこらでそんな変わるかよ」



そう言って私の頭をくしゃっとした。


まただ…そんなことされたら私また期待しちゃうよ?