「むっちゃんは大切な妹みたいな存在だから…」

チェキを撮り終えてからユウナさんはあたしの顔を真っすぐ見つめてそう言った。

「最後に一緒に撮りたかったの」

大事そうに掌に包んだチェキを見つめてユウナさんは言う。

「ありがとうね。
また結婚式には呼ぶから来てね!」

あたしは頷く。



そして制服に着替えて店を出た。