ボックスに背もたれしている彼女の顔の横に右手を置いて、ちっちゃな体を隠すように…… 上から見下ろした。 ドキドキした表情で見上げてくる彼女。見つめ合う時間がとても長く感じた。 触れたい衝動を必死に抑えた。だけどこの体勢はどう考えても、本当の恋人じゃない俺達には不自然で…… 「あい……とくん……何?」 ……抱き締めたいですなんて絶対言えないし。