「あんたバカ?」
「バカだな」
一年の棟にやって来て、美姫ちゃんに会いに来たのに陽にまで見つかって三人で中庭までやって来た。
心配しているだろうから、彼女が現在されていることと犯人を探しだして止めさせることを伝えたらバカ呼ばわりだ。
「……一応、首席なんだけどな」
「頭のいい奴って鈍いんだよね。あんたが犯人を見つけて止めろって言ったら火に油を注ぐようなもんでしょ?」
「愛斗のバーカ」
確かに……美姫ちゃんの言う通り。原因はモテル彼女が男子と話すことが気にくわないことなんだよな。
男の俺が口を挟んだらさらに事態は悪くなるんだ。
「私が言うよ。犯人見つけたら教えて」
「そうしろ。愛斗のバーカ」
……ちょっと待って。
さっきから……


