「もしかして愛斗くん?」 「はい……」 「心からプリクラ見せてもらったから……もしかしたらって思って」 初対面だけど誰なのか一発で分かった。 「心ちゃんの……お母さん?」 「うん。おいしい紅茶の葉っぱを頂いたの。制服も濡れてるし、よかったらうちに寄っていって?」 「え? いや、いいです!」 ダメだろ!彼女とは口を聞いてない状態なのに家に上がり込めるわけないじゃん! 「心配しなくてもパパはいないよ? ま、彼は愛斗くんのこと気に入ってたからいても問題ないけど。ね! 行こう?」