その沈黙は誰が見ても花ちゃんが犯人だと『イエス』と言っているようなもので……
「……なんで? 私達親友だったのに」
「私は親友だと思ってない」
「嫌いなのにずっと一緒にいてくれたの?」
「そうだよ! 私はあんたみたいないい子は大嫌い! 気付いていて何で平気な顔して私といられるの? バカじゃない?」
あ、そろそろ修羅場になりそう。止めに入ろうと二人の元へと走った。
「信じたかったから……」
「は?」
「一緒にいて笑って……遊んで……あの全てが嘘だったなんて思いたくないよっ……!」
彼女は子供のように大声を出して泣き始めて……その場に泣き崩れた。


