「……俺じゃない」 「え?」 「それつけたの俺じゃないから。昨日は陽の家でずっとゲームしてたから」 もう……完全にキレていた俺。 「花ちゃんとは寝てない。そのキスマークをつけられている頃……俺は心ちゃんとサッカーのゲームをしていたんだから」 どんなに巧妙な嘘でもこちらも嘘をつけば噛み合わなくなるんだよ。 花ちゃんは昨日の俺の行動範囲を知らない。昨日は陽の家で夕御飯まで食べていた俺が花ちゃんを抱くなんて……中学生の俺達には無理なんだよ。