高校2年のある日。
「文芸部に入らないまでも、
 作品を提出することはできるのかな?」
そう思って、顧問の先生に相談することにしました。
「けっこう、そういう人いるよ」
中には、生徒会役員やりながら書いてる人もいるそうで。
「じゃ、作品提供だけお願いします」
ということで、
文芸部の部長さんを紹介してもらうことになりました。
部長さんも、あの作品を誰が書いたのか
気にしてくれてたようで、
「歓迎するよ!」とのこと。
よかったよかった。
ちょうど、次の文芸誌用の原稿募集期間だったそうで、
私も作品を出すことにしました。

作品を出すにあたって。
さすがに本名で出るわけにはいかないので、
ペンネームを作ることに。
当時、詩を書く時に、
「maimy(マイミー)」というペンネームを使っていました。
が、文芸誌が縦書きだったので、
横文字に抵抗があって。
「愛舞美(アイマイミー)」という名前に決定。