【完】イケメン生徒会長は俺様!?

すると、俺の携帯がベッドの上でブルブル震えた


ディスプレイを確認すると、電話の相手は啓悟だった。



「もしもし、啓悟か?どうした?」



「なぁ、お前と美綺ちゃんが一緒に住んでるって本当か?」



啓悟がいきなりそう言ってきた。



「なんだよ…いきなり」


「いや…さっきさ、信号の所でお前ん家の車に美綺ちゃんが乗ってたの見えたからよ。しかも方向からしてお前の家だって分かったし」



なぜか啓悟は上機嫌だった。



「なんだよ。んなことかよ」



「えっ…おい、ちょっと待て。本当なのか?!」


啓悟はいきなり大声をあげた。



「本当だよ」



俺はクールに言い放った


「そ、そうかぁ~。分かった。電話して悪かったな!」



啓悟はそう言うと、電話を切った。



「はぁ…マジかよ」



俺はつい口に出してしまった。



「マジかよって、なんかあったんですか?」



俺は部屋にアイツが居ることにびっくりして思わず起き上がった。



「おい!なんでお前がここに居んだよ!!」



「べ、別に…ただ様子見にきただけです。邪魔してごめんなさい」



アイツはそう言うと、部屋に戻って行った。



なんだよ…変なヤツ。



てか、腹減ったな。



なんか食うか。



俺は部屋を出てアイツの部屋に行った。



「なぁ、腹減ったからなんか食いに行こうぜ?」


俺がそう言うと、アイツは笑顔になった。



「うん。行く行くっ!」


―――ドキッ。



うわっ、俺…今マジでヤバかった。



「……雨宮君?どうしたの?」



アイツは初めて、俺の名前を口にした。



「な、なんでもねぇ…」


やべぇ!!



俺、今かなり動揺してるよ。



しかも、雨宮君って名前で呼んだし。



なんか、すげぇ嬉しいわ


なんだ…この気持ち…。


ドキドキしてる…。



心臓がうるさい。



ど、どうした俺?