【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「うん。実はね…」



流二を少し見つめてから、口を開いた。



「あたし……二人目が出来たの」



「え?」



「二人目、妊娠したの」



あたしは満面の笑みを浮かべた。



「あらま、ほんとに?」



お母さんは首を傾げた。



「うん」



「おめでとう。また家族が一人増えたわね」



お母さんはニコッと笑った。



「うん。今度はどっちかなぁ?」



お腹に手を当ててみる。



「さぁねーっ。でもお母さん的には、やっぱり男の子かしらねーっ」



「やっぱり?あたしも同じこと考えてた」



「あら、美綺もなの?やっぱり親子ねーっ。考えることが同じなんて」



お母さんがそう言ってフフッと笑った。



「うん。そうだねーっ」



やっぱり親子だ。



「あっ、そうだ。お母さんの友達がケーキ持って来てくれたんだけど、食べる?」



「うん。食べる!」



あたしは満面の笑みで言った。



「雨宮君は?」



お母さんが流二に視線を向けた。



「あっ、俺はいいっす。甘いもの嫌いなんで…」



流二が遠慮がちに言った



「そう?分かったわ」



「すみません…」



「いいのよ。気にしないで」



お母さんはニコッと笑うと、そのままリビングを出て行った。



「流二は……どっちがいい?」



あたしはそう言って首を傾げた。



「え?」



「二人目。男の子と女の子どっちがいい?」



「そうだなぁ……やっぱり男かな」



「やっぱり?だよね」



「うん」



「楽しみだなぁ…」



お腹に手を当てて考えてみる。



「そうだな。早く産まれるといいな」



流二はそう言うと、あたしの頭を撫でた。



「うん」



あたしはフワッと笑った



「はい、美綺。ケーキ」


「ありがとう」



お母さんはケーキを置いた。