【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「んーっ…」



……眉間にシワ寄ってる



「可愛い…」



流二の頭を撫でる。



「……ん?」



流二が目を覚ました。



「あっ、起こしちゃった?ごめんね…」



「いや。大丈夫か?」



「うん…」



「そっか」



流二が右手であたしの頭を撫でる。



「……うん」



静かに頷いた。



「でも、まだ顔が赤いな。ゆっくり寝とけ」



「うん」



うんと頷くと、流二はフワッと笑って部屋を出て行った。



「はぁ…」



ダルくて辛い…。



「……寝てよう」



すぐにベッドに潜り込んで、水枕を当てた。



「ふう…」



明日、病院に行こう。



「んーっ…」



寝たいけど、寝られないなぁ…。



ベッドの中でボーッとしてみる。



はぁ……気持ち悪い。



ベッドから起き上がり、急いで洗面台に駆け込む



「はぁ……はぁ」



あたし、もしかして……



自分のお腹に、そっと手を当てる。



「……妊娠、してるのかも」



急いで流二の部屋の扉を開けた。



「流二…」



流二にギュッと抱き付いた。



「美綺?どうした?」



流二があたしの頭を優しく撫でる。



「うん……あのね」



「うん」



「あたし……妊娠したかもしれない」



「……え?」



流二があたしの体を離して目を見開いた。



「二人目……出来たかもしれない」



そう言ってお腹に手を当てた。



「……マジで?」



「うん」



ギュッ



頷いた瞬間、フワッと流二のニオイに包まれた。



「流二?」



「二人目出来たとか、すげー嬉しい」



流二が抱き締める力を強めた。



「うん…」



あたしも嬉しい……二人目が出来るなんて思ってなかったから。