【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「ねーっ、早く食べてよ」



美綺の瞳が俺をジィーッと捉える。



「…………」



おいおい、どうなってんだよぉ。



どうしたんだよ美綺。



やけに積極的すぎて調子狂う…。



マジでどうなってんだよぉ。



美綺が変だぞ。



「あたしのこと食べたいんでしょ?」



美綺が俺の首に手を回してそう言ってきた。



「……うん」



食べたい。食べたいんだけど…。



「なに?食べたいなら食べてもいいよ」



美綺は俺を見つめてニヤリと笑う。



っ?!……なんなんだよ!!



美綺がちょー小悪魔になってる!!



ど、どうする俺?



今ここで食べちゃうか?



……それとも。



「早く食べて」



美綺は俺の耳元で小さく囁いた。



?!……もうダメだっ!!



美綺は完全に俺を誘惑してる!!



誘惑して食べさせる気だ!!



でも、俺の理性もそろそろ限界が……。



くそーっ、美綺のヤツ卑怯な手使いやがって。



俺を誘惑するなんて、そりゃあねーよぉ。



誘惑だけはして欲しくなかった。



「ねーっ……んっ」



気付いたら体が勝手に動いていた。



美綺の唇を塞いで、激しくキスをする。



「んっ…」



美綺は俺の首に手を回した。



その場に美綺を押し倒して美綺の服に手を掛けた。……その時。



「ちょっと待って…」



美綺が俺の手を掴んだ。



「あ?」



なんだよ……自分から誘っといて。



「ベッドが……いい」



「え?」



「ベッドじゃなきゃ……やだっ」



ウルウルした目で俺を見つめる美綺。



……ヤベーッ。ちょー可愛いぞ。



ますます食いたくなる。



ベッドじゃなきゃ……やだっなんて、言い方からして可愛いよな。



そんなこと言われたら、ベッドに連れてっちゃうよ。