【完】イケメン生徒会長は俺様!?

俺は美綺が戻ってくる間、美紅の寝顔をジッと見つめていた。



「ヤベーッ。ほんとに可愛い」



これは何回見ても全然飽きねーや。



でもやっぱり、俺たちの子だな。



目なんか美綺にそっくりだ。



やっぱり親子は似るもんだな。



遺伝子ってすげーや。



「最初の言葉、なんつうのかな?」



やっぱり父親としては、"パパ"って言わせたいよな。



なんか、こうやって想像するのすげーいいわ。



ガラッ



しばらく美紅を見つめていると、美綺が戻ってきた。



「ちょっと休憩しよっ」



「ああ」



俺はソファーに座った。



「はい。熱いから気を付けて飲んでね」



美綺は俺の目の前にお茶を置いた。



「サンキューッ」



ん?なんかこのお茶赤いぞ?



紅茶みてぇ。



「なぁこれなに?」



「それはローズヒップティーだよ」



「ろ、ローズヒップ?」



「うん。おいしいから飲んでみて」



美綺は満面の笑みを浮かべてそう言うと、そのローズヒップティーをおいしそうに飲んだ。



「んー美味しい。ほら、流二も飲んでみなよ。おいしいから」



「あ、ああ」



美綺に勧められてローズヒップティーを一口飲んだ。



「どう?」



「……ん。まぁまぁ」



確かにそこまでマズくはない。



でも、あんまりおいしいとは言えない。



一言で言えば、なんとも微妙な味だ。



「ローズヒップはね、体にいいんだよ。しかも、疲れた体を癒してくれる効果もあるんだよ」



「へぇ」



よく知ってんなぁ。



「どう?癒された?」



美綺は首を傾げた。



「……全然」



こんなんで癒される訳ねーだろ。



「そう?まぁいいや」



「あっ、でも美綺のこと食べたら癒されるかもしんねーな」



「ちょ、ちょっとなに言ってんのもう。やだなぁ、流二ったら」