【完】イケメン生徒会長は俺様!?

流二がニヤリと笑って首を傾げる。



……やっぱり。



そんなことだろうと思ったよ。



「……イヤでも分かっちゃった」



「なぁ、いつ相手してくれんの?」



テーブルに頬杖をつき、そう言ってニヤリと微笑む流二。



「……さーね」



流二の頭の中はあたしを抱くことしかない訳?



ほんとに呆れちゃう。……てゆーか呆れてものも言えない。



「なぁ、たまにはいいだろ?」



あたしに同意を求めてくるようにそう言ってくる



「ムリッ。美紅の子育てで忙しいから」



最近流二は、こればっかりしか言ってこない。



隙があれば必ずあたしを押し倒そうとするんだもん。



流二の考えはバレバレだよ。



ほんとに参っちゃう。



「なんでだよ。いいだろ別に」



「……はぁ」



流二に呆れてたまらずため息が零れた。



ダメだこりゃあ…。



あたしが"いいよ"って言うまで絶対同意を求めてくるに違いない。



「ダメか?俺たちもうすぐ結婚するんだぞ?」



はぁ……やっぱ呆れてものも言えない。



「……だから?」



あたしは流二に冷たい視線を向けた。



「えっ、だから…」



あっ、困ってる。



「そんな抱きたいの?」



「抱きたい。つーか俺だって頑張って子育て手伝ってんだから、ご褒美として夜の営みくらいあってもいいだろ?」



流二はそう言うと、ニヤリと笑った。



「…………」



やっぱり流二の頭の中はそのことしかないみたいだね。



てゆーかなにちゃっかりご褒美になってる訳?



おかしいでしょ。子育てするのは当たり前なんだからご褒美なんていらないよね?



ほんと流二には呆れちゃうよ。



でもまぁ、好きだから憎めないんだけどさ。



「なぁ美綺、頼むよ」



はぁ……そんなことで頭下げるなんてどうかしてるでしょ。



「はぁ…」



またため息が零れた。