【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「なに?照れてんの?」



「ちっ、違うもん」



確かに照れてるかもしれない。



顔が熱を持ってるから。



「そう?」



「うん。顔が赤いのはお風呂から上がったばっかりだからだし」



……あっ!!やっちゃった。



これじゃ照れてるって言ってるようなものだよぉ…。



もうなにやってんのあたし。……あたしのバカッ



「フッ……ほんと素直じゃねーな」



「う、うるさい。素直じゃなくて結構ですよぉ」



ほら。素直になろうとしてるのに、こうやって可愛くないことばっかり言ってる。



ほんと、素直じゃない。



分かってるけど、なかなか素直になれないのがあたし。



素直になりたいのに、素直になろうとするといつもこうなる。



「まっ、美綺はそーゆう所が可愛いからいいけどな」



「えっ////」



一気に顔が赤くなるのが分かる。



「まっ、お前は元々素直じゃねーもんなぁ」



「う、うるさい////」



きっと今のあたしは、顔真っ赤になってると思う



流二がこの場に居たら、きっと爆笑してたと思う



そう思うと、流二がこの場に居なくてよかったと思った。



この場で笑われてたら、きっと流二のこと殴ってたと思う。



「でも、俺は素直じゃない美綺の方が好きだけどな」



「え?」



い、今なんて?



「素直じゃない美綺の方が好きだって言ったの」



えぇ、ウソッ。



なんか軽くショック。



「なんで?」



「なんで?……んーっ、そっちのが美綺らしいからかな?」



「え?」



あたしらしい?



「いや。美綺は昔から素直じゃないってことを知ってるから、なんかそっちのが違和感ない」



「えぇ。なにそれ」



「まぁ簡単に言うと、素直じゃないのが美綺のいい所って訳だ」



「ふーん」



なんか流二が言うと、やけに説得力あるなぁ。



それなら納得できるよ。