ベッドの上でそう思っていた。
……卒業式の日、あんなに感動するプロポーズが待っているとも知らずに
「ん?」
お風呂から上がった後、部屋に戻るとケータイが赤く点滅していた。
ケータイを開くと、画面には《着信あり1件》と表示されていた。
「誰だろう…」
あっ、流二からだ。
あたしはすぐに電話を掛け直した。
プルルルッ、プルルルッ
「もしもし美綺?」
発信音の後、流二の優しい声が聞こえてきた。
「うん。夜遅くにごめんね」
「いや、大丈夫」
「そっか。あっ、電話くれたよね?」
「ああ」
「気付かなくてごめんね。美紅と一緒にお風呂入ってた」
「そっか」
「うん。どうしたの?」
「いや。大したことじゃないからいいんだ」
「そう?ならいいんだけど…」
「明日、いよいよ卒業だな」
「……うん。そうだね」
ほんと、まだ実感ない。
「なんかこの3年間、早かったな」
「うん……そうだね」
でも、いざ卒業となるとちょっと寂しい。
「もう卒業か……なんか実感ないな」
「……うん。なんかちょっと寂しくなるね」
「そうだな」
「でも、流二と一緒に居られるからいいや。あたしはそれだけで充分」
流二が居れば、なにもいらない。
流二が側に居てくれれば、それでいい。
「ああ……俺も。美綺さえ側に居てくれればそれでいい」
―――ドキッ
流二の甘くて優しい声に、胸がトクンと高鳴った
ヤバい。今の言葉は完全に胸キュン!!
見事、ハートを打ち抜かれた。
「もう。流二のバカッ」
「はっ?」
「バカバカッ。今の言葉は反則だよぉ」
また胸キュンさせられた
……やっぱ流二には、勝てないや。
こうやってさり気ない所で胸キュンさせるから。
……卒業式の日、あんなに感動するプロポーズが待っているとも知らずに
「ん?」
お風呂から上がった後、部屋に戻るとケータイが赤く点滅していた。
ケータイを開くと、画面には《着信あり1件》と表示されていた。
「誰だろう…」
あっ、流二からだ。
あたしはすぐに電話を掛け直した。
プルルルッ、プルルルッ
「もしもし美綺?」
発信音の後、流二の優しい声が聞こえてきた。
「うん。夜遅くにごめんね」
「いや、大丈夫」
「そっか。あっ、電話くれたよね?」
「ああ」
「気付かなくてごめんね。美紅と一緒にお風呂入ってた」
「そっか」
「うん。どうしたの?」
「いや。大したことじゃないからいいんだ」
「そう?ならいいんだけど…」
「明日、いよいよ卒業だな」
「……うん。そうだね」
ほんと、まだ実感ない。
「なんかこの3年間、早かったな」
「うん……そうだね」
でも、いざ卒業となるとちょっと寂しい。
「もう卒業か……なんか実感ないな」
「……うん。なんかちょっと寂しくなるね」
「そうだな」
「でも、流二と一緒に居られるからいいや。あたしはそれだけで充分」
流二が居れば、なにもいらない。
流二が側に居てくれれば、それでいい。
「ああ……俺も。美綺さえ側に居てくれればそれでいい」
―――ドキッ
流二の甘くて優しい声に、胸がトクンと高鳴った
ヤバい。今の言葉は完全に胸キュン!!
見事、ハートを打ち抜かれた。
「もう。流二のバカッ」
「はっ?」
「バカバカッ。今の言葉は反則だよぉ」
また胸キュンさせられた
……やっぱ流二には、勝てないや。
こうやってさり気ない所で胸キュンさせるから。



