【完】イケメン生徒会長は俺様!?

それからあっという間に時間が過ぎて行った。



気付いたら……いよいよ明日は卒業式の日になっていた。



「もう卒業かぁ……早い」



ベッドの上で横になり、小さく呟いてみる。



今思えば……この3年間、色んなことがあった。



思い返してみると、色んなことがありすぎて思い出だらけ。



だけどこの3年間は……あたしにとってすごく大きなものになった気がした。



みんなと出会えたことで、様々なものに巡り合えた。



時には辛いこともあったし、楽しいこともいっぱいあった。



たくさん泣いたし、たくさん笑った。



時にはケンカもした。



だけど……あたしは流二と出会えたことで色んなことを学ぶことが出来た



嬉しいことも楽しいことも、辛いことも悲しいことも。



流二が居たから乗り越えることが出来た。



きっと流二が居なかったら、ずっと過去のことを引きずっていたかもしれない。



こうやって前に進むことは、出来なかったかもしれない。



だけどあたしは今、すごく幸せ。



子どもが居て、流二が居るから。



寂しくなんかないし、辛いとも思わない。



それはきっと……幸せだからこそそう思うんだと思う。



毎日が楽しくて、本当に新鮮な気持ちになる。



こんなにも好きな人と一緒に居て幸せだなんて思ったのは、流二が初めてだった。



もう3年近く一緒に居るけど、あたしは未だに流二にドキドキさせられっぱなし。



それはもう、心臓が壊れちゃうんじゃないかって思うくらい。



……だからだと思う。



流二の甘い言葉に、いつも敵わないのは。



流二の言葉や仕草一つ一つに、いつもドキドキさせられる。



だけどあたしは、そんな流二が大好きで流二にゾッコン。



母親だけど、気分は恋する乙女。



まだプロポーズはしてもらってないけど、きっと感動するくらいサイコーのプロポーズをしてくれるんじゃないかって、内心ワクワクしてる。



はぁ……いつプロポーズしてくれるのかな?