【完】イケメン生徒会長は俺様!?

美綺は優しい笑顔を向けた。



「でも、これで父さんもおじいちゃんになっちゃったな」



「そうだね」



「名前なんて言うんだ?」



「美紅だよ」



「美紅かぁ……可愛い名前だな」



「ありがとう」



美綺は嬉しそうな笑顔を浮かべた。



「ちょっと美紅のこと寝かしつけに行ってくるね」



「ああ」



美綺はそう言うと、リビングを出て行った。



「雨宮君」



美綺が出て行った後、美綺の父親が口を開いた。



「はい?」



俺は美綺の父親をジッと見つめた。



「美綺のこと支えてくれて、どうもありがとう」



美綺の父親はそう言うと、頭を下げた。



「いえ。……俺はなにも」



ほんとになにもしてない。頑張ったのは美綺だ。



「いや、私はね……美綺の側に居てくれるだけで嬉しいんだよ」



美綺の父親は俺をジッとまっすぐに見つめてそう言った。



「え?」



「美綺は意外としっかりしてるように見えて、結構弱い部分があるんだ」



美綺の父親は優しい声で話し出した。



「…………」



「だから、雨宮君が美綺の側に居てくれてほんとに感謝してるんだ」



美綺の父親はそう言うと、優しい笑顔を浮かべた



「…………」



「美綺を変えてくれたのは君だからね。君には感謝しきれないくらい感謝してるんだ。本当にありがとう」



「……いえ」



「君になら、安心して美綺を任せられるよ」



美綺の父親はそう言うと、満面の笑みを浮かべた



「……え?」



俺は美綺の父親をジッと見つめた。



「美綺のこと、これからもよろしくお願いします」



美綺の父親はそう言って頭を下げた。



「あの……顔上げてください」



「美綺と子どもを、どうか幸せにしてやってください」



美綺の父親は顔を上げると、俺を見つめてそう言った。



「はい、任せてください。絶対に幸せにします」