【完】イケメン生徒会長は俺様!?

生徒会室の中に入った俺はソファーに座って、ため息をついた。



なんだかな…。



あいつの反応は面白かったけど、「生徒会長と一緒に学校なんて行きたくありません!!」なんて言われたら、彼氏としてヘコむよな普通…。



俺、一応あいつの彼氏なのになぁ…あいつなんで拒否んだろ。



拒否権なんてねぇからって言ったはずなのにな…


何やってんだろ、俺。



せっかく一緒に行こうと思ったのにな…。



なんか、冷たかったな…アイツ。



なんかショック…。



「はぁ…」



「何でため息ついてんだよ」



顔をあげると、啓悟が目の前に立っていた。



「うおっ!啓悟、いつの間に…」



「なんだよ。そんな驚くなよ!」



啓悟はそう言うと、俺の隣りに座った。



「なんかあった?」



啓悟は俺の顔を覗き込んで言った。



「……別になんでもねぇよ」



俺はそう言うと、終わってない仕事に取り掛かった。



「なぁ。そういやお前、森村さんと付き合い始めたってほんとか?」



俺はその言葉で作業している手を止めた。



「はっ?なんで知ってんだよ…俺、まだ何にも言ってねぇぞ」



「聞いちゃったんだよね。森村さんが茉衣にお前のこと話してるの」



「はぁ?!……なんだよそれ!!」



俺は勢いよく立ち上がって、啓悟に問い掛けた。


「おっ、俺に言うなよ」


啓悟はそう言うと、生徒会室を出て行った。