【完】イケメン生徒会長は俺様!?

けど、今の俺にはそこまで考える余裕全然ない。



「そっか……分かった」



美綺は呟いた。



「ほんとにごめん」



「ううん。流二だって忙しいんだもん。そんなこと考える余裕ないことくらい流二を見てれば分かるよ」



美綺はそう言うと、俺の手を握った。



「美綺…」



「あたしは……今が幸せだからそれでいい」



美綺はそう言って満面の笑みを浮かべた。



「美綺…」



「ただ、一つ約束して」



「え?」



「プロポーズしてくれてる時は……感動するくらいサイッコーのプロポーズしてね」



美綺は俺をジッと見つめてそう言った。



「……ああ。分かった」



「約束だからね」



「ああ」



「楽しみにしてる」



「おーっ」



―――――…



ピーンポーン



美綺の家に着くと、インターホンを押した。



「はーい」



すると、すぐに玄関が開いた。



「お母さん、ただいま」



美綺は満面の笑みを浮かべて言った。



「どうも」



俺は軽く頭を下げた。



「あらーっ。おかえりなさい二人とも」



美綺の母親はそう言うと、優しい笑顔を浮かべた



「ただいま」



「さ、どうぞ上がって」



「うん」



「お邪魔します」



俺たちは美綺の母親に促され、家の中に入った。



リビングに行くと、美綺の父親が居た。



「おかえり美綺。それに雨宮君も。……よく来てくれたね」



美綺の父親は優しい笑みを浮かべた。



「ただいま、お父さん」



「お邪魔してます」



「さぁ、座りなさい」



「うん」



「はい」



俺たちはソファーに座った。



「美綺、出産おめでとう。よく頑張ったな」



美綺の父親は、本当に嬉しそうな笑顔を浮かべていた。



「ありがとう」