【完】イケメン生徒会長は俺様!?

美綺はそう言うと、俺から離れた。



「ふーんだ。流二のバカッ。流二なんかもう嫌い」



美綺はそう言うと、唇を尖らせた。



おいおい、なに拗ねてんだよ。



「美綺、なに拗ねてんだよ」



俺は美綺の顔を覗き込んだ。



「拗ねてないし」



美綺は頬を膨らませた。



「拗ねてるだろ?」



「拗ねてない」



おいおい、完全に怒ってんじゃねーかよ。



「おーい美綺?」



「…………」



呼び掛けてみても、なにも答えない。



「おーい美綺?」



「…………」



「なぁ美綺」



「なによ」



うわっ、完全に拗ねてる



ダメだこりゃ。しばらく機嫌直りそうにない。



「なに怒ってんだよ」



「怒ってない」



「……はぁ」



ダメだ、もう諦めよう。



俺はまた窓の方を向いた



「ねーっ」



美綺が俺に話し掛けてきた。



「ん?」



俺は美綺に視線を向けた



「ほんとに嫌いになんないでよね」



美綺は俺の服の裾をギュッと掴むと、小さい声でそう言った。



「ふっ、当たり前だろ?そのくらいで嫌いになる訳ねーだろ。バカッ」



俺はそう言うと、美綺をギュッと抱き締めた。



「よかったぁ……嫌われたらどうしようかと思っちゃった」



美綺はニコッと笑った。



「嫌いになんかなんねーよ。つーか嫌いになれねーから」



俺はニコッと笑うと、そう言った。



「うん。あたしだって流二のこと嫌いになんかなれないよ」



美綺は俺をジッと見つめてそう言った。



「おーっ」



「だって流二のこと大好きだもん」



美綺は満面の笑みを浮かべた。



「俺も、美綺のことマジで大好きだから」



「うん」



「つーか愛してるから」



俺は美綺の耳元で言った



「うん。あたしも愛してるよ」