【完】イケメン生徒会長は俺様!?

美綺はそう言うと、優しい笑みを浮かべた。



「……俺も、父親になれて嬉しかった」



俺は美綺を抱き寄せると、そう言った。



「……うん」



「こんなに幸せになれたのは、みんなお前のおかげだよ」



「うん」



「ありがとー美綺」



「うん」



美綺は泣きそうな顔で頷いた。



「泣くなよ」



「ふぇーん……だって」



「あーもう、泣くなよ。美紅が起きるだろ?」



俺は呆れたようにそう言うと、美綺の涙を服の袖で拭った。



「うん……ごめんね」



「ったく、泣き虫だな」



俺は美綺の頭を撫でた。



「昔はそんなに泣き虫じゃなかったもん…」



美綺はそう言って唇を尖らせた。



ちゅっ



俺は美綺の唇を奪った。



「ばっ、バカッ!!なんでこのタイミングでキスなんかするの////」



美綺は顔をほのかに赤くしながらそう言った。



「いいじゃん。俺がしたかったんだから」



「だっ、だからってこのタイミングですることないでしょ」



美綺は上目遣いで俺を見つめてそう言った。



ドキッ



美綺の上目遣いに、俺の心臓がトクンと跳ね上がった。



やっべぇ……美綺の上目遣いほんと可愛い。



「流二?どうしたの?」



美綺は俺の肩に頭を乗せたままそう言った。



「いや別に」



俺は美綺から目を反らして窓の方を向いた。



「ねーっ、なんで目ぇ反らすの?」



美綺は甘ったるい声でそう言った。



やっ、やめろ!!そんな甘ったるい声出すんじゃねーっ!!



お前、俺を誘ってんのか?!



「…………」



「ねーっ、なんで目ぇ反らすの?」



美綺は俺の顔を覗き込んた。



「別に反らしてねーよ」



ごめん美綺、今はこれしか言えない。……ドキドキしすぎてヤバいから。



「反らしたよ。だってあたしのこと見ようとしないじゃん」