【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「フフッ」



そんな俺を見て、美綺が笑顔を浮かべた。



「なんだよ」



俺は美綺に視線を向けた



「ん?なんか父親らしくなったなぁと思ってさ」



美綺はニコッと笑い、そう言った。



「そうか?」



「うん」



美綺は満面の笑みを浮かべた。



「サンキューッ」



「美紅もきっと、パパが流二でよかったと思ってると思うよ」



美綺は優しい笑みを浮かべると、美紅の頭を撫でながらそう言った。



「そうだといいな」



「美紅も流二に懐いてるみたいだしね」



「まっ、俺もちゃんとした父親になりたいからな」



俺はそう言うと、美紅の頭を撫でた。



「フッ……もうちゃんとした父親だよ」



美綺はそう言うと、優しい笑顔を浮かべた。



「サンキューッ」



美綺は"うん"と頷いた。



「美紅、お家帰ろ……あれ?」



「どうしたの?」



美綺は俺に視線を向けた



「寝てる」



「ほんとだ。きっと疲れたんだよ」



「かもな」



俺は美紅を美綺の腕の中に戻した。



美綺は美紅をそっと抱き上げると、優しい笑顔で美紅をジッと見つめた。



「フフッ…」



「どうした?」



俺は美綺の顔を覗き込んだ。



「ん?なんか、可愛いなぁと思ってさ」



美綺は俺を見つめてそう言った。



「ああ。可愛い」



俺はニコッと笑った。



「……子どもって不思議だよね」



美綺はいきなり口を開いた。



「え?」



「見てるだけで癒されるし、ほんとに可愛いし」



美綺は美紅の頬を手でスリスリした。



「そうだな。俺なんか、父親になるなんてこれっぽっちも思ってもなかったし」



「あたしだって、母親になるなんて思ってなかったよ」



そう言った時の美綺の声は、すごく優しかった。



「だから……ママになれてすごく嬉しかった」