【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「ねーっ、もう一回言ってよぉ!!」



あたしはそう言うと、流二の肩を揺らした。



「分かった。分かったから!!」



「ねーもう一回言って!!」



「分かったってば!!」



「早く言って!!」



「分かったから落ち着けって!!」



「早く言ってよぉ!!」



ギュッ



「ふぎゃっ」



いきなり流二に抱き締められた。



「愛してるよ。美綺?」



そして唇をあたしの耳元まで近付けてくると、甘い声でそう囁いた。



「うん////」



そんなに甘い声で言われたら……なにも言い返せないじゃんか。



もう、流二はずるい。



いつもあたしをこんなにドキドキさせて。



なんかあたしだけが流二を好きみたいでイヤだ。



「俺が愛してるのは、美綺だけだから」



そしてまた甘い声でそう囁いた。



「うん////」



やっぱり……ずるい。



こうやってあたしばっかりドキドキさせて。



流二のせいであたしの心臓うるさくなったじゃん



「流二のバカッ」



「はっ?」



「バカバカッ!!」



あたしは流二にギュッと抱き付いた。



「どした?」



「流二はずるい」



あたしは流二の胸に顔を埋めてそう呟いた。



「はぁーっ?」



「ずるいよ!!あたしばっかりドキドキさせて」



「え?」



「あたし、流二のこと好きなんだもん」



「なっ、なんだよいきなり」



「いきなりじゃないもん」



「どっ、どうした?なんか変だぞ?」



「変じゃないもん」



「だってさ、なんかいつもより積極的だし」



「いいの。たまには甘えたくなるんだから」



「まっ、そういう所も可愛いけどな」



流二はそう言うと、優しい笑みを浮かべた。



「もう……バカッ」



「なに拗ねてたんだよ」



「拗ねてないもん」