【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「よし、いい子」



美綺は俺から離れると、ニコッと笑った。



「お前さ、俺のこと誘ってんの?」



俺はベッドの上に頬杖をつくと、美綺を上目遣いで見つめた。



「えーっ?」



美綺は首を傾げた。



「だって、どっからどう見ても誘ってるようにしか見えねーんだけど」



俺は美綺をジィーッと見つめた。



「……どこが?」



美綺は目をパチパチさせながら呟いた。



「はっ?」



「え?どこが?どこが誘ってるように見えるの?」



美綺は首を傾げて言った



「あのなぁ…」



自分であんだけ誘っといてそりゃねーだろう…。



「えーっ?」



「さっき俺に抱き付いてきただろ?」



「うん」



ニコッと満面の笑顔で頷く美綺。



「でっ、首に手回してきただろ?」



「うん」



また満面の笑顔で頷く美綺。



「そん時」



「……はい?」



美綺は訳が分からないという顔をした。



「だから、そん時完璧に誘ってた」



俺はニヤリと微笑みそう言った。



「はっ?」



いやいや。"はっ?"はこっちだから。



「はっ?ってなんだよ。はっ?って」



俺は美綺をジィーッと見て言った。



「あたしがいつ誘ったの?」



え?えぇーっ?!



さっき言ったじゃんか!!



話聞いてたか?!



言ったぞ!!俺は絶対言ったぞ!!



お前が誘ったって所ちゃんと言ったぞ!!



「さっき言っただろ?」



「ウソーッ?」



「ほんと」



「えーっ?もう一回言って?」



えーっ?!なぜそうなる!!



さっき言ったの聞いてなかったのか?!



「分かったよ……言えばいいんだろ?言えば」



「うん」



美綺は満面の笑顔を浮かべた。



こいつ、ぜってー俺で遊んでる…。