【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「うん…」



「だから、不安になるなよ」



「……うん」



「頑張れよ」



「うん」



「俺も、出産に立ち会うからさ」



「ほんと?」



「ああ。俺には美綺を見守ることしか出来ねーからさ…」



「ありがとう」



「ああ」



「頼りになるね。おとーさん?」



「だろ?」



「うん。こんな優しいおとーさんを持った子どもは、幸せだね」



美綺は優しく微笑んだ。



「こんなに可愛くて美人で、優しい母親を持った子どもは幸せだな」



「当たり前でしょ?女の子だったら、きっとあたしみたいに可愛くて美人な女の子になるよ」



「自分で言うか?」



「なに?流二だって思ってるんでしょ?」



「はっ?」



「男の子だったら、きっと俺みたいにカッコいい男になるぞって」



「なっ、なに言ってんだよ。そんな訳ねーだろ」



やべー。軽く当たってる



「ウッソだぁ。顔に書いてあるもん」



「ウソつけ」



「ほんとだよ。バッチリ書いてある」



「……あっそうですか」



「だけど、あたしも思うよ?」



「え?」



「あたしも男の子だったら、きっと流二みたいにカッコよくなると思うよ?」



美綺はそう言ってニコッと笑った。



「美綺…」



「流二はきっと、いいおとーさんになるね」



「お前もきっといい母親になるよ」



「うん。そうなるように頑張る」



「おーっ」



「流二も大変だと思うけど、頑張ってね」



「ああ、お前もな。無理だけはすんなよ」



「うん」



「なんかあったら言えよ?力になるから」



「うん。ありがとう」



「ああ、俺だって父親なんだ。少しでも子育て手伝わないとな」



「当たり前でしょ。父親なんだから」



「ああ」



「だけど、ちゃんと卒業はするから」



「ああ」