【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「ただいまぁ」



デートを終えたあたしたちは、和葉ちゃんたちと別れて家に帰った。



「きゃあ!!」



玄関の先でつまづいた。



「うおっ!大丈夫か?」



流二はあたしの腕を掴んだ。



「う、うん」



び、びっくりしたぁ…。



「ったく、危ねーだろ?気を付けろよ」



流二は呆れたように言った。



「ご、ごめん」



「でもまぁ、ケガしなくてよかったな」



「うん。流二が助けてくれなかったから危なかった…」



「お前は危なっかしいんだから、ちゃんと気を付けて歩けよ」



「うん。ごめん」



「まっ、いいだろ」



流二はあたしの頭に手を乗せた。



「流二大好き」



「知ってる」



ちゅっ



素早く唇を奪われた。



「んもぉ////」



「キスくらいで赤くなるなよ」



「うるさい////」



だって恥ずかしいんだもん////



「可愛いな。美綺は」



「もう、からかわないでよぉ!!」



あたしは流二を叩いた。



「いいじゃん。お前からかい甲斐あるんだから」



「なっ、なにそれ!!」



「お前はいちいち反応がおもしれーんだよ」



「お、面白くない!!」



「ブククッ…」



「なっ、なんで笑うの?ヒドーい!!」



「はぁ、おもしれーっ」



「なによぉ……いつもからかって」



あたしは唇を尖らせた。



「ごめんごめん。そんなに拗ねるなよ」



「もういい。流二なんか知らない」



「悪かったよ。だからそんなに拗ねるなよ」



流二はあたしの顔を覗き込んだ。



「……分かったよぉ」



「さっすが俺の彼女。俺にはデレデレなんだな」



流二はニヤッと笑った。



はぁ?なに言ってんの?



デレデレなのは流二の方じゃん!!



いつもあたしにデレデレなくせに。