【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「図書館?」



「うん。図書館で探してた本があって、一応見つけたんだけどなかなか取れなかったんだぁ。だけどそこに彰が来て、その本取ってくれたの」



「えーっ。素敵じゃん!」



「そ、そうかな?」



「うん。あたしもそういう出会いがしたかったなぁ」



美綺は俺に視線を向けた



「……悪かったな。あんな出会いで」



「ううん。あんな出会いでも、流二に逢えたのはなにかの縁だもん」



美綺はそう言ってニコッと笑った。



「さすが俺の彼女だな」



「ヘヘッ♪当たり前じゃん!」



「おい。二人の世界に入ってんじゃねーよ」



結城が俺たちを見てそう呟いた。



「入ってねーよ」



「いーや、完全に入ってた」



「あっそ」



「ねー和葉ちゃん!続き聞かせて?」



「うん。でね、ありがとうございますってお礼言ったら、すごく優しい笑顔で"気にしないで。困ってる人を助けるのは当たり前でしょ?"って言ってくれたの」



「きゃあ!素敵ーっ。結城君すごくカッコいい」



「そ、そうか?」



「うん!優しい」



美綺は興奮しているみたいだ。



「そ、そんなことねーよ」



「おい結城、顔赤くなってるぞ?」



俺は結城の肩を叩いた。



「う、うるせーっ////」



「お前、意外と恥ずかしがり屋なんだな」



「う、うるせーっ////わりーか?」



「いや、全然。逆に意外な一面見れたよ」



「なんだそれ」



「結城のこと、また一つ知れたな」



「お、おーっ」



「お前と和葉の出会いって、ほんと意外だな」



「そ、そんなことねーよ。普通だ、普通」



「お前、メチャクチャ分かりやすいな」



「うるせーっ。よく言われる」



「顔真っ赤にしやがって。照れんなよ」



「べ、別に照れてねーよ…」



「ウソつけ。顔真っ赤だぞ?」



「ほ、ほっとけ」