【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「はぁ……分かったよ」



「やったぁ」



「すいません。大人2枚お願いします」



「はい。少々お待ちください」



あたしはカバンから財布を取り出した。



「いいよ。俺が払う」



「え?いいよ」



「いいから。俺が払う」



「そう?……ありがとう」



「おーっ」



「こちらチケットになります」



「あっ、すいません。ありがとうございます」



「2番の会館へどうぞ」



「はい」



「ありがとうございます」



あたしたちはチケットを手に、2番会館へ向かった。



「チケット拝見させていただきます」



「はい」



「では、中へお入りください」



「はい。流二行こっ!」


あたしは流二の手を引っ張った。



「おいおい。そんな引っ張んなよ」



「早く行こっ!」



「はいはい」



あたしたちは会館の中に入った。



「えーっと席は……あっ、あったよ!」



「おーっ」



そしてそこで―――…



「ん?」



……見間違い?



「美綺?どした?」



「ねーっ」



「ん?」



「あれさ……和葉ちゃんと結城君だよね?」



あたしは二人を指差した



「あ?どこだ?」



「ほら、あそこ!あのポニーテールの女の子!!」



「……あっ、ほんとだ」



「和葉ちゃんたちも見に来たんだね」



「みてーだな」



あたしたちの斜め前に、和葉ちゃんたちは座っていた。



「珍しい」



「え?」



「和葉がデートとか」



「そうなの?」



「ああ。アイツデートとか滅多にしねーヤツだから」



「へ、へーっ」



以外ーっ。



「アイツのデートする姿、ちょー見物じゃん」



「流二、なに言ってんの?」



「なんか面白そうじゃん?」