【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「美綺?準備出来たか?」



「あっ、うん。ちょっと待って!」



「早くしろよ」



「分かってるよぉ」



「服選ぶのに何時間かけてんだよ」



「いいじゃん。久しぶりのデートなんだから!」



「……はぁ」



流二は深いため息を付いた。



「なにーっ?」



「いや、別に」



「あっそう。さっ、準備出来たから行こっ!!」



「ああ」



今日は久しぶりに流二とデートなんです♪



「行ってらっしゃいませ。お気を付けて」



「行ってきまーす」



あたしたちはメイドさんたちに見送られながら、家を出た。



「美綺、ほら」



流二は左手を差し出してきた。



「……うん!」



あたしは流二の左手をギュッと握った。



「今日はどこに行く?」



「どこ行きたい?」



「んーっ。映画見たい!!」



「映画?」



「うん!今すっごく見たい映画があるんだ!」



「よし。じゃあ映画でも見に行くか」



「うん!」



流二とデートなんて、久々だなぁ。



ここ最近、デートなんてしてなかったもん。



だから、ちょっと楽しみなんだ♪



「ねー流二?」



「ん?」



「デートなんてするの久しぶりだよね」



「ああ。そういやそうだな。ここ最近デートなんてしてなかったもんな」



「うん!だから楽しみ」



「そっか」



「うん!」



あたしは流二の腕にしがみついた。



「甘えん坊だな。美綺は」



「たまにはいいじゃん。こうしたくなるの!」



「はいはい」



―――――…



「あっ、あたしが見たかったヤツあった!!」



「どれ?」



「あれーっ」



「はっ?あれ見んの?」



「え?ダメッ?」



「いや、ダメじゃねーけど…」



「いいじゃん。見ようよ!」