【完】イケメン生徒会長は俺様!?

美綺も俺の隣りに横になった。



俺は美綺の手をギュッと握り締めた。



「……どうしたの?」



美綺は俺に視線を向けた



「……なんでもねーっ」



「……なんかあった?」



「いや、別に」



「……そう」



「美綺ん家行くの、楽しみだな」



俺はそう言うと、美綺の頭を撫でた。



「お母さん、流二のこと気に入ったみたいだよ」



「え?」



「だって電話で話す時のお母さん、すっごいご機嫌だもん」



「へーっ」



「声がやけに高いし」



「ふーん」



「……お母さんね、流二のこと心配してるんだよ」



「……え?」



俺は美綺に視線を向けた



「流二には、お父さんとお母さんが居ないでしょ?……だから寂しがってないかな?ってお母さんが言ってた」



「……そっか」



「……うん。お母さん、流二のこと本当の息子のように可愛がってるから」



美綺はそう言うと、ニコッと笑った。



「ハハッ…」



「だから流二も……お母さんたちのこと本当の両親だと思っていいんだよ?」



「……ああ」



「もっと……甘えてもいいんだよ」



「……ああ。ありがとな…」



「……うん」



「なぁ美綺…」



「ん?」



「俺、嬉しかった」



「……え?」



美綺は俺をジッと見た。



「美綺の母親がそう言ってくれた時、俺純粋に嬉しかった」



俺はそう言って美綺を抱き寄せた。



「……流二」



「本当の両親が出来たみたいで、嬉しかった」



「……そっか」



「ああ」



「遠慮なんかしなくたっていいんだよ。辛い時とか悩んでる時とか、遠慮しないでもっと甘えていんだよ。相談していんだよ。あたしたち、もう家族みたいなもんじゃん」



美綺はそう言ってニコッと笑った。



「……ありがとな。美綺」