【完】イケメン生徒会長は俺様!?

つーか、こいつの胃袋はほんとにどうなってんだよ。



ほんとに妊婦か?



はぁ……呆れてものも言えねーや。



「うん。おいしいー♪」



「そうですか?ありがとうございます。喜んでいただけて光栄です」



メイドも頭下げてるし。



美綺の食いっぷりには敵わねーってか。



「流二ん家ってこんなに豪華なもの食べてるんだねーっ」



「はっ?」



いきなりなに言い出すんだよ!!



「だってさ、毎日こんなにおいしい料理食べてるんでしょ?サイコーじゃん♪」



そっちか!!お前の頭の中は食いもんのことしかねーのかよ!



「そうか?美綺ん家だってこんなんばっかり食ってんだろ?」



「まっさかー。普通の一般料理だよ!!こんなに豪華じゃなかった」



「へーっ」



「ほら、前に流二も家で晩ご飯食べたでしょ?」



「ああ」



「あーいう感じだよ。いつも食べてた料理」



「へーっ」



なんか意外。



「それに比べたら流二ん家の料理は豪華でおいしいし、もうサイコーじゃん♪」



美綺は満面の笑顔で言った。



「あっ、ありがとう」



返事の仕様がねーっ!!



「ふう……お腹いっぱい。ごちそうさまでした」



美綺は両手を合わせると、紅茶を啜ってから食堂を出て行った。



俺もステーキを口に入れて、食堂を後にした。



……食うのはえーよ!!



「美綺、待てよ!」



「ん?」



「置いてくなよ」



「アハッ♪ごめん」



「まぁいいけど」



「なに拗ねてんのぉ?」



「拗ねてねーよ」



「拗ねてるじゃーん」



美綺はそう言って俺の頬を突っ突いた。



「やめろ」



「流二のほっぺってほんとに柔らかーい。触り心地いい♪」



美綺は歩きながら俺の頬をプニプニした。



「やめろってば!」



「えーっ。いいじゃん!」