【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「……そっか。あんまり無理しないでね」



あたしはそう言うと、ニコッと笑った。



「ああ。ありがとな」



流二はそう言うと、あたしに軽くキスをした。



触れるだけの……はずだった。



けど、後からだんだん激しいディープキスへと変わった。



そのせいで息が出来なくたあたしは、本当に死ぬかと思った。



未だに流二の激しいキスには慣れない…。



何回もしてるけど……やっぱり慣れない。



苦しくて苦しくて仕方ないし。



酸素なんかいくらあったって足りやしないよ。



「どうだった?俺の濃厚な熱ーいキスのお味は」


キスを終えた後、酸欠状態になっているあたしを見て、流二は満足そうな笑みを浮かべて言った。


ど、どうって…。



そんなこと聞かれても困るし。



キスに必死で頑張ってたから、味とかよく分かんないよ。



ていうか、なんでそんなに笑顔な訳?



すごい満面の笑みを浮かべてるけど…。



そんなにあたしとのキスがよかった訳?



「……味とかよく分かんないし。ただ苦しかった」



あたしはそう言うと、ため息を付いた。



「へぇーっ。そんなに良かったんだ?」



……いやいや、おかしいでしょ。



誰も良かったなんて一言も言ってないんだけど。


どういう考え方したら、そこに行き着く訳?



ああ、意味分かんない。


自分でも、なに考えてんのかよく分かんなくなってきた。



あたしの頭ん中も酸欠状態だよ。



頭ん中にも酸素補給したい。



「……誰も"よかった"なんて、一言も言ってないんだけど」



あたしは呆れたようにそう言った。



「……もっと濃厚な熱いヤツしてやろっか?」



流二はそう言うと、ニヤッと笑った。



「いえ。結構です」



「遠慮なんかすんなって。もっと濃厚なヤツしてやるぞ」



流二はあたしの耳元で言った。



「しなくていい!ていうかして欲しいなんて誰も頼んでない!」