【完】イケメン生徒会長は俺様!?

「美綺、おいで?」



「うん」



あたしは流二の居るベッドに行くと、ベッドに横たわった。



ギュッ



流二は後ろからあたしを抱き締めた。



「流二?」



「……スーッ……スーッ」



あれ?……寝息が聞こえる。



もしかして、流二?



「流二?」



「スーッ……スーッ」



名前を呼んだけど、やっぱり聞こえてくるのは流二の寝息だけだった。



流二、寝ちゃったんだ。


あたしは流二の腕からそっと離れると、流二を起こさないように静かに布団を掛けてスクリーンを元に戻し、部屋へと戻った。



「美綺お嬢様」



通路を歩いていると、白木さんがあたしに話し掛けてきた。



「はい?なんでしょう」



「お体の方は大丈夫ですか?」



「はい。大丈夫です」



あたしはそう言うと、ニコッと笑った。



「そうですか。あんまりご無理はなさらないようにしてくださいね」



「……はい。ありがとうございます」



「いえ。それでは私はこれで失礼します」



白木さんはそう言うと、どこかに行った。



あたしも部屋に戻り、ベッドに座った。



すると、ケータイのランプが点滅していた。



あたしはケータイを開いた。



メールだった。



【体、大丈夫か?】



メールの相手は良平で、メールにはその一言が書かれていた。



良平……いいとこあるじゃん。



【久し振り!
うん。大丈夫だよ】



とりあえず返信をしてケータイを閉じた。



そしてベッドに横になった。



またケータイが鳴った。


【そうか。あんまり無理すんなよ。
なんかあったらちゃんと相談しろよ】



良平も、すごく優しい。


あたしのこと心配してくれてるし。



……侑奈ちゃんっていう彼女が居るのにね。



でも、あたしのことも考えてくれてるってやっぱり嬉しい。



【うん、ありがとう。
そうするね。】